これはいまダミー記事と画像が入っているんだ。このまま公開サれているのはよくないよね。早く本番にしたいのに。

カルト信者を辞めてから、「無条件で愛する」ことの意味を初めて理解した。
無条件で愛する相手は、他の誰でもなく、まずは自分自身だ。しかし、実際にやってみるとこれが意外と難しい。厳しい条件をクリアしないと罰せられる環境で育ってきたため、何かと条件付きで自分や他者を評価する癖が染みついてしまっている。
「〇〇ができたから自分を大切にする」「〇〇ができなかったら自分を厳しく罰する」といったように、自分を条件付きで裁く癖がついてしまっていた。
無条件で愛することを簡単に言い換えると、「ありのままの自分をすべて受け入れること」だ。しかし、カルト教育で育った人間が自分をありのまま受け入れるには、かなりの努力が必要になる。自分を無条件で受け入れられるようになるためにはプロセスが必要だ。
4年ほど努力した結果、最近は自分を「ありのまま受け入れる」ことができるようになりつつある。失敗したり、うまくできなかったり、誰かに拒絶されたり、思い通りに物事が進まなかったりする時にこそ、ありのままの自分を受け入れ、愛する(大切にする)ことが本当に重要だ。
自分をありのまま受け入れられるようになると、他者に対してもありのまま受け入れたいと感じるようになる。ありのままの現実を受け入れることに慣れてきた頃、新しい課題が見えてきた。
すべての人間は基本的にわがままだ。わがままな自分をありのまま受け入れるのと同じように、他者のわがままもありのまま受け入れると、当然のごとくキャパオーバーになる。人間は自分のわがままも他者のわがままも同時に受け入れられるほど便利にできていないらしい。限界がすぐにくる。
こうした自分の限界に気が付きにくい傾向も、元カルト信者にはあるあるだと思う。相手のわがままを拒絶することに不慣れで、他者に嫌われる恐怖が人一倍強い傾向がある。他者に嫌われる恐怖を克服するための土台としても、無条件で自分を愛することがまず重要だ。他者の評価や拒絶に対して過度に反応せず、自分の価値を内面から感じ取ることが必要だからだ。
### 無条件で愛することのコツとポイント
1. **自己認識を深める**:
– 自分の長所も短所も正直に見つめる。
– 感情や思考のパターンを理解する。
2. **自己受容**:
– 自分の失敗や弱点を受け入れる。
– 自己批判をやめ、自己肯定の言葉をかける。
3. **セルフケア**:
– 心身の健康を大切にする。
– 自分のニーズに耳を傾け、適切に応える。
4. **境界を設定する**:
– 自分にとって無理のない範囲を知り、それを守る。
– 他者の要求に対しても、自分の限界を尊重する。
5. **他者との健康な関係**:
– 他者を無条件に受け入れるために、まずは自分を無条件に愛する。
– 他者のわがままを受け入れるときは、自分のキャパシティを考慮する。
6. **継続的な自己成長**:
– 自己愛の実践を日々続ける。
– 自己成長のプロセスを楽しむ。
7. **他者の評価に依存しない**:
– 他者からの評価に過度に依存せず、自分の価値を内面から感じ取る。
– 他者の意見は参考にするが、それに振り回されない。
無条件で愛することは、自分自身への深い理解と受け入れから始まる。そして、その愛が他者へと広がっていく過程で、自分の限界を知り、自分を尊重することがとても大切だ。他者に嫌われる恐怖を克服するためには、自己愛と自己受容をベースに、他者の評価に過度に依存しない姿勢が必要なのだ。